ディズニーシー、夢届けて25年=積極投資で進化、航海続く



東京ディズニーシー(TDS)が4日、2001年の開園から25周年を迎えた。TDSはディズニーのパークとしては世界で唯一となる「海」をテーマに国内外から多くの来園者を集め、夢と感動を届けてきた。開業後も既存施設の改装や新エリア開発に積極的な投資を行い、進化を続けている。

25周年の記念イベントとして今年4月に「スパークリング・ジュビリー」が開幕。来年3月まで青のテーマカラーでパークを彩り、ショーや特別グッズの販売を行う。今月4日には歴代のイベントなどを振り返る公式記念書籍が講談社から発売される。

隣接する東京ディズニーランドが子ども連れを主な顧客としてきたのに対し、TDSは、暗闇の中を落下する「タワー・オブ・テラー」などスリルを高めたアトラクションを充実させ、若者向けの魅力を強化した。キャラクターとの交流などで子どもや高齢者も楽しめる施設を展開し、ファミリー層の取り込みにも注力した。

24年には3000億円超を投じた新エリア「ファンタジースプリングス」がオープン。今年11月に営業を再開する映画「インディ・ジョーンズ」の人気施設では、改装に合わせてプロジェクションマッピングを導入し、臨場感を一段と高める。

運営会社オリエンタルランドの高橋渉社長は4月の決算記者会見で「四半世紀の歴史の中でTDSは多くの挑戦を重ねてきた。次の飛躍に向けた議論を着々と進めている」と語った。足元では、人件費を含めたコスト増や人材確保などの課題にも直面するが、ファン層のさらなる拡大へ、TDSの船旅は続く。

〔写真説明〕4月に行われた東京ディズニーシー開園25周年記念セレモニー=千葉県浦安市

2026年09月04日 08時00分


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