最低賃金、33府県で目安超え=上乗せ額縮小、発効日は従来通り



2026年度の最低賃金(時給)改定額が3日、47都道府県で出そろった。33府県で中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)が示した引き上げ額の目安を上回った。上乗せ額は1~9円で、最大18円だった昨年度に比べ縮小。発効日を従来通り10月に戻す動きも広がった。

目安を超えた33府県のうち、引き上げ額が最も高いのは佐賀の65円で、目安を9円上回った。次いで鹿児島(64円)、高知(63円)が高かった。

改定後の最高額は東京の1280円、最も低いのは宮崎の1085円だった。最高額と最低額の差は195円となり、昨年度の203円から8円縮小した。

改定額を適用する発効日は、大半の地域が10月を予定。昨年度は多くの地域が11月以降にずれ込み、6県が越年したが、原則に回帰する動きが目立った。ただ、熊本は地震による企業への影響に配慮して12月に遅らせ、岩手と沖縄も同月とした。

【時事通信社】 〔写真説明〕中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会=7月28日、東京都港区

2026年09月03日 18時36分


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