
経団連の筒井義信会長(日本生命保険特別顧問)は8日、札幌市で記者会見し、プルデンシャル生命保険の社員らによる金銭詐取問題に関し、「業界の信頼を揺るがす事案。業界出身者の一人として極めて重く受け止める」と述べた。
プルデンシャル生命が公表した第三者委員会の調査報告書では「営業成績を過度に重視する企業風土」が不正の原因とされた。筒井氏は、同社が報酬制度の見直しを進めていることに触れ、「企業としての信頼回復が業界の信頼回復につながる」と指摘。同社による今後の取り組みを注視する姿勢を示した。
筒井氏は、日本生命での経験を踏まえ、報酬制度が行き過ぎているか否かの判断は「難しいところはある」と説明。その上で、「あくまでも顧客保護、消費者重視が基本にあるべきだ」と強調した。
〔写真説明〕記者会見する経団連の筒井義信会長=8日午後、札幌市
2026年10月08日 18時56分