
【バンコク時事】国際通貨基金(IMF)は13日公表した金融安定報告で、国債利回りが2008年の世界金融危機前の水準に戻りつつあるかもしれないと指摘し、金利高騰に警戒感を示した。世界的な金利高に伴う悪影響の拡大を懸念し、債務の持続可能性を高める必要があると訴えた。
金利上昇の要因として、中東情勢の悪化に伴うエネルギー価格の高騰やインフレ圧力、財政悪化への懸念などを挙げた。米国では今月、10年物国債利回りが約24年ぶり、日本は約30年ぶりの高水準を付けた。欧州でもフランス国債が売り込まれるなど、世界的に金利上昇圧力が高まっている。
〔写真説明〕国際通貨基金(IMF)本部=ワシントン(AFP時事)
2026年10月13日 16時24分