物価予想、5年後も86.5%が上昇=中東影響、19年ぶり高水準―日銀調査



日銀が13日発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、5年後の物価が現在より「かなり上がる」「少し上がる」と答えた人の割合は計86.5%となった。2007年12月以来、約19年ぶりの高水準。中東情勢悪化による原油高などが響き、物価上昇は長引くとの見方が強まっていることが示された。

1年前と比べた現在の景況感を示す景況感DIはマイナス53.0と、前回調査から3.7ポイント改善した。1年前から現在の収入が「増えた」との回答から「減った」を引いた収入DIもマイナス5.4と、これまでで最も良い数値となった。

一方、「ゆとりがなくなってきた」と答えた人は54.4%に上り、その理由に9割超が物価上昇を挙げた。景気認識や収入環境が改善する中、物価高が生活心理を圧迫している姿が浮き彫りとなった。

調査は全国の20歳以上を対象に3カ月ごとに実施。今回は8月3日~9月4日に行い、1972人から回答を得た。

〔写真説明〕日銀本店=東京都中央区

2026年10月13日 18時01分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース