
イオンが13日発表した2026年8月中間連結決算は、純利益が前年同期比で約3.3倍の133億円だった。連結子会社化したドラッグストア大手ツルハホールディングスが好調だったほか、前年同期に計上した特別損失が減少したことで大幅増となった。売上高に当たる営業収益も13.8%増の5兆9041億円と中間期として過去最高だった。
本業のもうけを示す営業利益は10.7%増の1307億円。主力の総合スーパー事業は振るわなかったものの、ドラッグストアやイオンモールが好調で、2年連続で過去最高を更新した。
7月に起きたイオンモール熊本(熊本県嘉島町)での爆発事故を含む熊本地震などの災害による被害額として、41億円を特別損失に計上。最終的な損失額は未定としている。27年2月期の連結業績見通しに変更はない。
イオングループ傘下で、「マルエツ」「カスミ」「いなげや」などの食品スーパーを展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは30年度までに約100店舗の閉店を計画する。記者会見したイオンの吉田昭夫社長は「グループの利益に置き換えていきたい」と述べ、一部店舗を同社が首都圏で展開する小型スーパー「まいばすけっと」やドラッグストアなどに転換する方針を明らかにした。
〔写真説明〕記者会見するイオンの吉田昭夫社長=13日午後、東京都千代田区
〔写真説明〕イオンの看板
2026年10月13日 19時20分