自動運転、安全性向上技術に注目=商用導入へAI強化―モビリティショー開幕



モビリティー(移動手段)分野の最新技術やサービスを展示する「ジャパンモビリティショー」が13日、幕張メッセ(千葉市)で開幕した。今年は商業利用を想定した「ビズウィーク」として開催。タクシーやバス、トラックへの実装に向けて研究が進む自動運転の安全性向上技術を紹介するブースに多くの来場者が集まった。

主催する日本自動車工業会(自工会)は、自動運転や水素エネルギーの普及といった六つのテーマについて、社会課題の解決につながる技術を合同展示。佐藤恒治会長(トヨタ自動車副会長)は開幕に当たり、「産業の枠を超えたシナジー(相乗効果)を生み出したい」と述べ、大手自動車メーカーやスタートアップ、研究機関などの連携による技術革新に期待を込めた。

日産自動車のブースでは、人工知能(AI)を活用し、自動運転タクシーの一般道走行に向けて安全性を高めた最新の運転制御技術を展示。いすゞ自動車も、事故の恐れのある「ヒヤリハット」事例などに関する走行データをAIに学習させ、自動運転システムの性能を高めた輸送トラックや路線バスの実証例を紹介した。

ホンダは仮想現実(VR)の技術を活用し、身体的な制約がある人でも、離れた場所から、車に乗る人と同じ景色や会話を共有できる同乗体験サービスを公開した。

〔写真説明〕開幕した「ジャパンモビリティショー」=13日午後、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕「ジャパンモビリティショー」の特別セッションで発言する日本自動車工業会の佐藤恒治会長=13日、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕「ジャパンモビリティショー」に展示された最先端の人工知能(AI)を活用した車両制御技術を搭載した日産自動車の車両=13日午後、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕「ジャパンモビリティショー」に展示された、離れた場所から車に乗る人と同じ景色や会話を共有できるホンダの同乗体験サービス=13日午後、千葉市の幕張メッセ

2026年10月13日 19時41分


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