【バンコク時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は14日の記者会見で、各国政府に対し「亀裂が広がる前に、財政の早急な立て直しを」と訴えた。世界経済は強靱(きょうじん)性を保っているものの、原油価格の高騰や財政悪化により余力を失い、「限界に近づいている」と危機感を示した。
ゲオルギエワ氏は、多くの国でインフレ率が高止まりし、金利上昇を招いていると指摘。コロナ禍などで膨張した債務の返済負担が一段と増しているとして、「今こそ、歳入を増やす一方で歳出を合理化し、財政を改善すべき時だ」と強調した。
足元の長期金利の上昇は、投機的ではなくインフレなどの構造的な要因によるものだと説明。状況が改善しなければ「長期間高い水準にとどまる可能性が非常に高い」と見通した。
2026年10月14日 18時11分
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