
日銀の小枝淳子審議委員は15日、熊本市で講演し、「利上げに過度に慎重になることはない」と述べた。同氏は「物価上昇リスクが相応にある」と指摘し、現在1.25%の政策金利をさらに引き上げていく必要があるとの認識を示した。利上げのタイミングについては「経済・物価の状況を見ながら適時に調整していくべきだ」と強調した。
国内経済の動向については、企業収益が高水準にあることや消費マインドの悪化に一服感があることを踏まえ、「総じてみれば引き続き悪くない」との見方を示した。裾野が広い人工知能(AI)関連需要の下支えもあり「景気減速懸念についてはひと頃より低下している」と説明した。
〔写真説明〕小枝淳子
日銀審議委員
2026年10月15日 13時08分