「人工知能」改め「先進的知能」?=IMF委で表現変更、米意向影響か



【バンコク時事】国際通貨基金(IMF)の助言機関である国際通貨金融委員会(IMFC)が17日公表した議長声明で、人工知能(AI)について「アドバンストインテリジェンス(先進的知能)」と表現された。スーパーインテリジェンス(超知能、SI)の使用を求めるトランプ米大統領の意向が影響したとみられる。

4月の議長声明では人工知能を意味する「アーティフィシャルインテリジェンス」との表現が使われていた。トランプ氏は9月、政府文書でAIの代わりにSIを用いるよう命じる大統領令に署名。ブラウン米財務次官(国際担当)はロイター通信とのインタビューで、IMFに対しSIと表記すべきだと主張したと明らかにした。

タイ・バンコクで開かれたIMFC会合では、新たに先進的知能とすることで折り合ったもよう。ただ、終了後の記者会見で、議長を務めたサウジアラビアのアルジャダーン財務相が「人工知能」と発言する場面も。新表現が浸透するかは不透明だ。

〔写真説明〕4月の国際通貨金融委員会(IMFC)全体会合で司会進行するサウジアラビアのアルジャダーン財務相(中央)=4月17日、米ワシントン(EPA時事)

2026年10月17日 20時15分


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