生田絵梨花「全身全霊で」、福山雅治は「声が枯れた」 映画「ウィッシュ」日本語吹き替え版の収録で



米ウォルト・ディズニー・カンパニーの100周年を記念した映画「ウィッシュ」のジャパンプレミアイベントが東京都内で行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた生田絵梨花と福山雅治、山寺宏一、檀れいが出席した。

同作で生田は、どんな願いもかなうというロサス王国で暮らすヒロイン、アーシャの声を担当した。「全身全霊で(キャラクターに)命を吹き込んだ」と話す生田はキャラクターについて、「自分の心に正直で、周りに『それは違うよ』と言われたとしても、大切な人を守るためだったら突き進むことができる。信じる気持ちや願いの強さが魅力だと思います」と語った。

一方、福山は「ディズニー史上、最も恐ろしいヴィラン(悪役)」と称されるロサス王国のマグニフィコ王の声を吹き替えた。“ドラマティック・ミュージカル”とされる同作の収録を振り返り、「こんなに大変だと思っていなかった。お芝居と歌が一つになっているミュージカルという表現は全く別物だということが、よく分かった」とコメントした。

また、「声をかなり使った。声が枯れたのは大河ドラマ(の『龍馬伝』)以来」とも。「それぐらいのエネルギーを必要とする役柄であり、テーマなんだと思った。がっぷり四つに組んで(収録を)やらせていただきました」と言葉を続けた。12月15日公開。 〔写真説明〕映画「ウィッシュ」のイベントで撮影に臨む(左から)山寺宏一、生田絵梨花、福山雅治、檀れい=11月30日、東京

2023年12月01日 18時15分


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