坂本昌行が主演し、増田貴久と舞台で初共演するミュージカル「ホリデイ・イン」が1日、東京・東急シアターオーブで初日を迎えた。
ビング・クロスビーとフレッド・アステアが主演した映画「Holiday
Inn」(邦題は『スイング・ホテル』)をミュージカル化した作品。ニューヨークのショービジネスの世界を舞台に、パフォーマーのジム(坂本)、テッド(増田)らの愛と夢が描かれる。日本では初演となり、新演出版で上演される。
初日前の取材会で坂本は「古き良き時代の優雅な作品で、所作やポーズが非常に難しい。流れるような感じでダンスを踊り、お客さまが心豊かになれる作品をお届けしたい」と意気込みを語った。
一方、増田は事務所の先輩の坂本との共演について「V6とか、坂本君の後ろで踊らせてもらう機会も多かった中で、一緒のステージに立たせてもらえるのは不思議な気持ちだった」とコメント。「恩返しできるように頑張ってきた」という稽古期間を振り返り、「坂本君はずっと鏡の前で練習し、せりふも反復していた。稽古場での居方も勉強させてもらいました」と敬意を向けた。
これを聞いた坂本は「そうなると、もう失敗できないじゃないか」と気を引き締めていた。
取材会には柚希礼音、夢咲ねね、保坂知寿、演出のビル・ディーマーさんも出席した。16日まで同所で上演され、22日から5月1日まで大阪公演が行われる。
〔写真説明〕ミュージカル「ホリデイ・イン」のフォトコールで演じる坂本昌行(右)と増田貴久=1日、東京
〔写真説明〕取材会で撮影に応じる(左から)演出のビル・ディーマーさん、保坂知寿、柚希礼音、坂本昌行、増田貴久、夢咲ねね=1日、東京
2025年04月01日 23時35分