宝塚歌劇団OGによる「EXPO2025『未来へのOne
Step!~世界を結ぶ愛の歌声~』」東京公演の公開リハーサルが16日、東京国際フォーラムで行われた。
大阪・関西万博の開催を記念した公演で、まずは4月29日から5月1日まで万博会場内のEXPOホール「シャインハット」で行われた。これに続く東京、大阪の両公演では、1幕ノンストップだった万博公演に楽曲が追加され、2幕構成として上演される。
この日は剣幸、安寿ミラ、一路真輝らが、万博ゆかりのロンドン、パリ、ウィーン、バルセロナなどにまつわる宝塚歌劇団での上演作品の楽曲を披露した。「エリザベートー愛と死の輪舞(ロンド)―」の「愛と死の輪舞」は、トート役を務めた一路、麻路さき、姿月あさとが3人で歌唱。「ニューヨークニューヨーク」を歌った和央ようかは「私が暮らしているニューヨーク。世界中の誰もが憧れる、すてきな街です」と思いを口にした。
両公演のステージを務めるのは30人の卒業生。剣は「世代を超え、時を超えて30人が集まりました。これだけ(年が)離れていても、一つの作品を作れるところが宝塚の素晴らしいところではないかと、改めて思います」。最後は全員で「すみれの花咲く頃」を披露し、ステージを締めくくった。
東京公演は17日から20日まで。大阪公演は25日から27日まで梅田芸術劇場で行われる。
〔写真説明〕「EXPO2025『未来へのOne
Step!~世界を結ぶ愛の歌声~』」東京公演の公開リハーサルの様子=16日、東京
〔写真説明〕「愛と死の輪舞」を披露する(左から)姿月あさと、一路真輝、麻路さき=16日、東京
2025年05月16日 22時52分