
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)加盟国は4日、北アフリカ・モロッコに隣接するスペイン領セウタに多数の不法移民が押し寄せた問題を受け、オンラインで臨時の内相会合を開き、外部国境管理や送還、密入国組織の取り締まりを強化する方針で一致した。議長国アイルランドのオキャラハン法務・内務・移民相は「EUの外部国境はわれわれ共通の責任であり、移民には欧州の結束した対応が必要だ」と訴えた。
会合では、スペイン政府や欧州委員会、欧州対外活動庁(EEAS)が現地情勢を説明。スペインのグランデマルラスカ内相は会合後の記者会見で、セウタに流入した不法移民は推定7万2000人に上り、うち7万人がモロッコに戻ったと明らかにした。スペイン本土や他の加盟国への二次移動は確認されていないという。
〔写真説明〕北アフリカ・モロッコに隣接するスペイン領セウタの不法移民=7月31日(EPA時事)
2026年08月04日 22時12分