自衛官の国歌歌唱で告発状=弁護士ら「政治的行為」訴え



自民党大会で陸上自衛隊中央音楽隊所属の女性3等陸曹が国歌を歌った問題を巡り、弁護士らが30日、自衛隊法違反容疑で、3等陸曹ら3人に対する告発状を東京地検に提出した。

告発されたのは3等陸曹のほか、陸自トップの荒井正芳陸上幕僚長、党大会実行委員長を務めた衆院議員の簗和生筆頭副幹事長の3人。

告発状によると、3等陸曹は12日、東京都内で開かれた党大会の冒頭、「陸自が誇るソプラノ歌手」と紹介されて制服姿で歌唱。自衛隊法で禁じる政治的行為に該当するとした上で、「軍事力を行使できる実力組織と政権党との癒着は、民主主義国家に決してあってはならない」と訴えている。

提出後に都内で記者会見した沢藤統一郎弁護士は「自衛隊のプレゼンスを党大会で明確にし、その影響力を利用したことが政治的な行為だ」と指摘した。

〔写真説明〕自民党大会で行われた国歌斉唱=12日、東京都内

2026年04月30日 18時45分


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