
ノーベル化学賞の受賞決定から一夜明けた8日、東京理科大の※合憲三(※石ヘンに夾)名誉教授(76)が埼玉県志木市内で報道陣の取材に応じた。対応を重ねるにつれて実感が湧いてきたといい、「これからも研究を続けていきたい」と小さくほほ笑んだ。
午前8時前、黒のスーツにマスク姿でマンションから姿を見せた。白いヘルメットをかぶり、「ちょっと買い物に行きます」と自転車を押しながら質問に答えた。
前夜の記者会見後、午前1時ごろに帰宅し、朝はオンラインでテレビ局のインタビューに応じた。「(心境は)覚えていないが、早く起きた」と忙しそうな様子。取材の途中、近所の男性から「おめでとうございます」と声を掛けられると、「ありがとうございます」と軽く会釈した。別の男性からは「※合先生ですか」と話し掛けられたという。
午後2時半ごろ、大学に向かうため再び家を出て、迎えに来た関係者とタクシーに乗り込んだ。窓を開けて「たくさんの祝福のメールを頂いた」と笑顔。自身の研究について「世界で興味を持ってくれた方々と切磋琢磨(せっさたくま)してきた成果」とした上で、「完全に謎を解き明かしたわけではないが、糸口はつかんだというか、これまでにないことを示すことができた」と語った。
〔写真説明〕ノーベル化学賞受賞決定から一夜明け、自転車を押しながら取材に応じる東京理科大名誉教授のそあい憲三さん=8日午前、埼玉県志木市
〔写真説明〕ノーベル化学賞受賞決定から一夜明け、集まった報道陣の取材に応じる東京理科大のそあい憲三名誉教授=8日午前、埼玉県志木市
〔写真説明〕東京理科大に向かうタクシーに乗り、報道陣の取材に応じる、そあい憲三名誉教授=8日午後、埼玉県志木市
2026年10月08日 18時21分