1次Lで7500キロ移動=日本、環境重視の拠点選び―W杯サッカー



サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会は、かつてない広域開催となる。日本の1次リーグF組3試合を通した移動距離は空港間の距離で計7494キロ。東京からモスクワまでとほぼ同じ距離に当たる。

1次リーグの間、各チームはベースキャンプと試合会場を往復する。日本代表の拠点は米テネシー州ナッシュビル。オランダとの第1戦とスウェーデンとの最終戦の会場となるテキサス州ダラスまでは片道1000キロを超える。チュニジアと当たる第2戦が行われるメキシコのモンテレイまではさらに遠い約1700キロで、チャーター便で約3時間かかる。

試合会場により近いダラスやミズーリ州カンザスシティーもベースキャンプ地の候補だった。森保監督も直接視察して検討を重ねた。宿泊先や練習場の環境を重視し、優先権がある世界ランキング上位チームと希望が重なる可能性も考慮。国際サッカー連盟(FIFA)が用意したリストには掲載されていなかったナッシュビルを選定した。

決勝トーナメントに入ると、さらに移動距離は増える。1次リーグF組を3位で突破した場合は、カナダ西部のバンクーバーや米北東部マサチューセッツ州のボストンで1回戦を行う可能性がある。

1回戦の後は拠点に戻らず、各試合会場を渡り歩くことになる。松本フィジカルコーチは「長い距離を移動することと気温の変化は、非常にストレスを感じる」。日本が目指す決勝までは、文字通り長い旅路になる。

【時事通信社】

2026年06月03日 17時30分

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