
2―2でオランダと引き分けた1次リーグF組初戦翌日の15日。「時代は変わったな、と感じる試合でした」。森保監督は練習拠点のピッチで、一進一退の一戦をそう振り返った。
前回の2022年カタール大会。森保ジャパンは、1次リーグで共にW杯優勝国のドイツ、スペインを撃破した。ただ、両国とも日本に油断を見せたこともあり、世界的には「番狂わせ」と評された。
だが、今回は違う。オランダは日本に対し、前半からスペースを与えないように自陣へ下がる守りで対応した。2―1とリードした終盤には5バックで守備を固める周到さ。アジア最終予選で、格下の相手が日本に見せる姿勢と同様に映った。
W杯準優勝3度の強豪国が、日本の強さを認めて戦っている―。森保監督は激闘の中、一人の指導者として、ファン目線でも、世界における日本の立ち位置が確実に上がったと感じ入っていた。
勝てはしなかったが、本気で守る相手に2度追い付いてみせた。「ドイツ、スペインに勝ったときよりもすごいこと」と指揮官。「最高の景色」へ向けて、何よりも自信となる戦いだった。
【時事通信社】
〔写真説明〕オランダと引き分けた後、声援に応える森保監督=14日、米ダラス
2026年06月17日 17時49分