
昨季王者の鹿島が開幕戦で大逆転勝ち。2点を追う終盤に猛攻を仕掛け、立て続けにネットを揺らした。鬼木監督は「最後の最後まで諦めることなくメンタルの強さを見せられた」と胸を張った。
攻めの交代カードを切り続け、劇的な勝利を呼び込んだ。レオセアラのこの日2点目で1点差に迫ると、さらに両サイドバックに代えてFWを投入する大胆な采配。「とにかく攻撃的な選手をどんどん出していこう」という指揮官の狙いがはまった。
シンプルにゴール前へクロスを送る攻撃は迫力十分。追加タイムも攻め続けて、投入されたチャブリッチが期待に応える。同点のPKを決め、さらに柴崎のパスに抜け出すと、冷静にGKの股の間を抜いて決めた。
3失点は喫したが、前半から相手のプレスをかいくぐって攻める形は出せていた。横浜Mに足をつる選手が相次いだのも、鹿島が走らせ続けた結果だろう。監督は「ゴールに向かうことでダメージを与えられる」。その効果が、最後に出た。
Jリーグ創設時から降格を経験したことがない伝統クラブ同士の対決で勝ち切った。9季ぶりに王座を奪還した昨季に続く連覇を目指すシーズン。勢いが付きそうな形で走りだした。
【時事通信社】
〔写真説明〕前半、同点ゴールを決め喜ぶ鹿島のレオセアラ(右)=7日、東京・MUFGスタジアム
2026年08月07日 23時59分