
2点目を奪われた直後の三回無死一、二塁。先発米田がカウントを悪くしたタイミングで、大分商の那賀監督は平田をマウンドに送った。背番号は1。ピンチは「大好きな場面」という。
初球に投じた威力十分の150キロで球場が沸く。さらに速球を続け、第1打席で先制打の臼木を遊ゴロ併殺に。続く打者も直球勝負で二ゴロに仕留め、ピンチを脱した。気迫の投球に打線も呼応。中盤に畳み掛けて試合をひっくり返した。
終盤はスライダーを効果的に使い、追い上げをかわした。「厳しい試合だったが、力を合わせて勝てた」と誇らしげな平田。粘り強い攻撃が代名詞の日本文理に、エースが立ちはだかった。
【時事通信社】
〔写真説明〕日本文理に勝利し、喜ぶ大分商2番手の平田=8日、甲子園
〔写真説明〕力投する大分商2番手の平田=8日、甲子園
2026年08月08日 19時47分