
【ロサンゼルス時事】陸上女子中距離のドルーリー朱瑛里(18)=岡山陸協=が、今秋に米ワシントン大へ進学する。「まだまだ自分には伸びしろしかない」と意欲的だ。新たな舞台で、世界で戦えるランナーへの成長を期す。
全国都道府県対抗女子駅伝の3区で17人抜きと区間新記録の快走を見せたのが中学3年の時。一躍脚光を浴びたが、地元の岡山・津山高進学後は伸び悩んだ。貧血などに苦しみ、途中でずるずると後退するレースも散見。悔しさばかりが募った。
自身がもがいている間に同学年の久保凜(現・積水化学)が800メートルで2分を切る日本記録を樹立。ライバルとの差は開いたが、陸上への情熱は変わらない。ワシントン大には高いレベルの選手が集まり、「スピードを磨きたい」と誓う。
今月、米オレゴン州で開催されたU20(20歳未満)世界選手権では1500メートルに出場。15位に終わり、「悔しさや情けなさを忘れることは決してない」と涙ながらに語った。「闘争心や野心がもっと必要」と現状を見詰めている。
だからこそ、「技術面や精神面、全てで競技者としてもう一段階成長できる場所」として、より厳しい環境を選んだ。「必ず強くなる。世界でトップを取れるような選手になる」と言葉に力を込める。折れない心でかつての輝きを取り戻すつもりだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕今秋に米ワシントン大へ進学する陸上女子中距離のドルーリー朱瑛里=7月31日、千葉県成田市
2026年08月14日 07時07分