健大高崎の佐藤、投打で輝く=兄の思いも背負い―高校野球



しびれる投手戦を制した健大高崎は、先発の佐藤が投打で躍動した。

打撃では五回1死一、二塁、低めの変化球にうまく合わせて右前へ。この試合で唯一の得点をもたらし、「ここで打たなきゃ流れが来ないと思った。しっかり振り切る気持ちでいけた」と、ほおを緩めた。

投げては6回無失点と好投。一回は先頭に二塁打を打たれて1死三塁とピンチを迎えたが、3番田中三、4番伊沢の好打者2人を威力ある直球で打ち取った。五回まで毎回走者を背負いながらも冷静に要所を締めた。

ベンチから見守った九回、1死一、三塁から救援の石垣が併殺に仕留めて1点を守り切った。佐藤は「ヒヤヒヤしていたが、信じていた」。仲間の活躍に感謝した。

桐生第一でプレーした兄の詩恩さんは、2020年に春の甲子園を決めていたがコロナ禍で中止に。兄の思いも背負って聖地で輝いた。自身の名前の麻恩にちなみ、好きな言葉は「恩返し」。この日は家族に勇姿を届け、「しっかり勝利をプレゼントできた」と喜んだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕5回裏健大高崎1死一、二塁、佐藤が先制の適時打を放つ=13日、甲子園

2026年08月13日 16時11分


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