阪神の3年目下村、涙の初勝利=右肘のけが乗り越えて―プロ野球



苦しんだ分だけ喜びは大きかった。阪神の下村がけがを乗り越え、3年目でうれしいプロ初勝利。ヒーローインタビューで支えになった家族について「きょうも関西から両親が来てくれている。心配ばかりかけていた。時間はかかったが、何とか勝ててよかった」と話すと、涙があふれた。

三回に中山に先制2ランを許したが、その後は150キロ前後の直球を軸に踏ん張った。四回1死一、三塁でキャベッジを空振り三振、石塚を投直に仕留めて切り抜けると、五回2死二塁でも松本を投ゴロに抑えた。直後の六回にバッテリーを組む坂本が逆転2ランを放ち、勝利投手の権利を得た。

ドラフト1位で2024年に青学大から入団。1年目の4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。それからは長く険しいリハビリの日々。地道に歩み、今年7月2日にようやく初登板。5度目の先発で記念の白星を手にした。

「試合で投げられない期間は手術したことを(正しかったか)疑う時期もあった。まだ1勝だけど、5試合投げて、決断は間違っていなかったと思った」。阪神は同率首位で迎えた巨人との首位攻防3連戦で3連勝。下村のプロ初勝利はチームにとっても大きな1勝になった。

【時事通信社】 〔写真説明〕プロ初勝利を挙げ、笑顔で撮影に応じる阪神の下村=13日、東京ドーム

2026年08月13日 22時51分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース