
緊迫した投手戦で、有明の斉藤は持てる力を出し切った。0―0で迎えた九回2死満塁。伝令に来た工から「笑顔で楽しんでいこう」と声を掛けられた。後続を内角の直球で見逃し三振に。観衆から大歓声を浴び、大きくガッツポーズした。チームは延長十回にサヨナラ負けを喫したが、「とても楽しくて試合に夢中だった」と頬を緩めた。
熊本大会から投手陣の柱だった工が3回戦開始前の練習で左手甲を骨折。仲間の思いも背負って力投し、「サポートしてくれて本当にありがたかった」と感謝した。
チームは接戦を勝ち上がるたびに、地元熊本県に元気を届けてきた。斉藤は「被災地の方々がもう一踏ん張り、頑張ろうと思ってくれたら」と思いを語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕9回裏健大高崎2死満塁、代打・園田を見逃し三振に仕留め、喜ぶ有明先発の斉藤=18日、甲子園
〔写真説明〕力投する有明先発の斉藤=18日、甲子園
2026年08月18日 21時10分