
大事な試合で物を言うのが先取点。阪神が巨人を本拠地に迎えた首位攻防3連戦の初戦で、近本がいきなり先頭打者本塁打をたたき込んだ。「いい結果になってよかった」。長期ロードが終わり、久々に帰ってきた甲子園に六甲おろしが鳴り響いた。
ハワードが投じた3球目のスライダーを引っ張り、打球は右翼ポール際へ。「チームを勢いづける打席にしたいと思っていた」。その意気込み通り、流れをぐっと引き寄せる一撃。打線は三回までに3点を奪った。
先頭打者本塁打は通算12本目。8月9日に今季1号を放った際は「本塁打はあまり気にしない」と語っていたが、単打だけでなく、一発長打を兼ね備える近本の存在は、相手にとって間違いなく脅威だろう。
左手首骨折による長期離脱中に打撃フォームを見詰め直すなど、向上心が尽きない31歳。連覇に向けて「一試合一試合、全員で戦っていきたい」と気合十分に話すリードオフマンが、宿敵巨人との直接対決で力を見せつけた。
【時事通信社】
〔写真説明〕1回、先制のソロ本塁打を放ち、祝福される阪神の近本(右)=28日、甲子園
2026年08月28日 19時49分