
西武の平良は自らの信条をしっかり体現し、自己最多に並ぶ11勝目を手にした。
五回まで両チーム無得点の投手戦。「投手の勝ちは運もあるが、ゼロを重ねていけば確率も上がる」。援護を待ちながら腕を振り、8回無失点の好投で白星を手繰り寄せた。西口監督が開口一番と締めに「きょうは平良です」と繰り返し、たたえた力投だった。
2023年に並ぶ勝ち星。当時からの成長を「スピードが上がったので、速球を警戒した中で変化球も振ってくれる。ツーシームやカットボール、フォークを使って、弱い打球で打ち取ることができている」と自己分析した。
11勝はリーグトップタイ。最多勝も視野に入るが、「目指すというより、ゼロで抑えることを重ねて結果がついてくれば」。タイトルを争う状況でも、あくまで無失点投球が心の中心にある。
この日で132投球回となり、規定に到達。防御率は1.36を誇る。「規定(143回)に乗るのは見えているので、しっかり投げたい」。残り少なくなった登板でもゼロを重ね、さらに成績を上げていく。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する西武先発の平良=8日、京セラドーム
2026年09月08日 22時09分