岡本和真、先輩に並ぶ一発=松井秀喜さんも「順応性」評価―米大リーグ



ブルージェイズの岡本和真が11日のオリオールズ戦で、巨人の先輩にあたる松井秀喜さんが大リーグ2年目の2004年に記録した自己最多のシーズン31本塁打に並んだ。8日のアスレチックス戦で「まず目標として一つあった」という30本に乗せてから、順調に節目の一歩を踏んだ。

12年シーズンを最後に引退した松井さんはこれまで、メジャーで活躍する日本選手に対して「応援する立場」を強調し、一歩引いた姿勢を示してきた。その中で、自身と同じく巨人の4番を担った後輩である岡本に対しては、特別に温かい視線を送っていた印象も受ける。開幕直後の結果が出ない時期には「彼の場合は打つだけじゃない。守備もいいし、そういう部分で試合に出続ければ改善方法も出てくる」とエールを送っていた。

自身もヤンキース移籍当初に打球が上がらず「ゴロキング」と批判された経験を踏まえ、新しい環境に対応する重要性も説く。1年目から主力として活躍する岡本には「対応能力が高い。(1年目で)苦労はあるだろうけど、それを感じさせない」と順応の早さに舌を巻いた。ホワイトソックスの村上宗隆も含め「日本人の選手がパワーで勝負できていることは、日本の野球にとって素晴らしい」とたたえていた。

松井さんにとってメジャーでの自身のシーズン最多本塁打数に対するこだわりはそれほどないのではないか。ただ、超えていく後輩たちの活躍は、長距離打者の先駆けとなった左打者にとっても誇らしいに違いない。

【時事通信社】

2026年09月12日 20時36分

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