
中部電力は10日、電力小売り子会社の中部電力ミライズ(名古屋市)が2年以上にわたって顧客から料金を過大に徴収していたと発表した。料金の基となる原価の算定を誤ったことが原因。過大徴収した顧客は、少なくとも約500万9000件に上る。総契約数の約57%に当たり、半数が一般家庭。過大徴収の総額は約12億円で、契約者1件当たり最大で月152円。今後、返金する。
2024年4月の送配電会社に支払う電線使用料(託送料金)変更に伴い、発電原価が増える額を3年間で474億円と計算すべきだったが、501億円と誤った。中部電は「重大な誤りだという認識に至らなかった。意図的に行ったものではない」と説明している。
【時事通信社】
〔写真説明〕中部電力本店=名古屋市東区
2026年09月10日 13時04分