
逆転優勝への期待を膨らませる、価値ある投球だった。巨人のドラフト1位ルーキー、竹丸が首位阪神を相手に7回4安打無失点、10奪三振。堂々の内容で10勝目を挙げ、「しっかり腕を振って投げられたことが一番よかった」と胸を張った。
球威が抜群だった。150キロ超の直球を軸に切れ味鋭い変化球を織り交ぜ、強力打線から三振の山を築く。大きなピンチはなし。七回も球威は衰えず、この日最速に並ぶ152キロをマークして109球を投げ抜いた。「特に直球がいい感じに走ってくれた。想定通りの投球ができた」
巨人の新人投手による2桁勝利は、2013年の菅野智之(現ロッキーズ)以来。大事な試合の先発マウンドを託され、見事に首脳陣の期待に応えた。
チームは阪神戦の連敗を7で止め、0.5ゲーム差に迫った。手ごわい宿敵を封じた立役者は「ひとまず10勝できてよかった。チームの貯金を一つでも多くつくれたら」。最後まで競り合いが続きそうなペナントレース終盤で、若き左腕は頼もしい存在になりそうだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕10勝目を挙げ、試合後に記念撮影に応じる巨人先発の竹丸=12日、東京ドーム
〔写真説明〕阪神に勝利し、ハイタッチする巨人の選手たち。右から2人目は巨人の橋上監督代行、中央左は10勝目を挙げた先発の竹丸=12日、東京ドーム
2026年09月12日 18時50分