
愛知・名古屋アジア大会の競技数は五輪を上回る43。五輪にないユニークなものもあり、「アジアならでは」の戦いは大会の魅力の一つだ。
鬼ごっこと格闘技の要素を併せ持つカバディ、足や頭を使ってネット越しにボールを打ち合うセパタクローは、ともにアジアが発祥とされ、強豪が集まる。カバディ男子の阿部哲朗は「ここが最高峰の舞台。実際に見て、面白さを知ってもらいたい」。競技普及につなげたい思いもある。
コンピューターゲームで競うeスポーツは、スポーツの枠組みを広げる。パズルゲーム「ぷよぷよ」の代表となった栗原悠輝(東京ヴェルディ)は11歳。「わくわくしている。金メダルを持って帰りたい」。テコンドーは従来の種目に加え、仮想現実(VR)ゴーグルや動作を検知する技術を活用した非接触型の「バーチャル」種目を新採用。男女や階級の区別がなく、新規ファンの開拓を狙う。
スカッシュやクリケットなど2028年ロサンゼルス五輪の追加競技にとっては、2年後への試金石となる。欧州や南米で愛好家が多いラケットスポーツのパデル、サッカーと卓球を組み合わせたテックボールは初実施。パデル女子の塚本早紀は「この機会をしっかり生かして、競技を盛り上げたい」。将来の五輪競技入りにも期待を込めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕愛知・名古屋アジア大会のeスポーツで日本代表に選ばれた栗原悠輝(中央)=8月19日、東京都港区(AFP時事)
〔写真説明〕ジャカルタ・アジア大会のカバディ女子に臨む日本とインドの選手たち=2018年8月、ジャカルタ(EPA時事)
2026年09月17日 07時07分