鍵山優真、振り付けに挑む=盟友の「愛の夢」―フィギュアスケート



フィギュアスケート男子で五輪2大会連続銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ)は競技から離れて休養中の今季、新たな一面を見せている。小さい頃から同じリンクで滑っていた女子の高橋舞(法大)のフリーを振り付けた。

「新しい角度からフィギュアスケートを見て魅力を発見したい。来季への蓄え」と話していた今季。現役最後のシーズンとなる盟友の高橋から振り付けを頼まれ、不安はあったが引き受けた。「自分自身の一つの挑戦でもあると感じた。それを正面から受け止めて、いいものをつくりたいと思った」と語った。

振り付けたのはフランツ・リスト作曲「愛の夢」。かつて浅田真央さんら多くのスケーターも滑ったピアノの名曲だ。

完成させてからもリモートなどでやりとりし、ブラッシュアップを重ねた。そのプロセスに楽しさを感じるゆとりはなかったようで、「選手のスケートの良さや、得意分野をしっかりと見極めてつくるのは少し難しかった」と実感を込めた。

高橋が振り付けで特に気に入っているのは、2人で一緒に考えたというステップ。「音を聴きながらためるというか、ふっとひと息置くみたいな部分が鍵山選手は際立っている。独自の呼吸、リズムがあって、それがところどころ見られる」

柔らかいスケーティングに定評がある鍵山らしさは、伝わっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕ミラノ・コルティナ五輪団体で演技する鍵山優真=2月7日、ミラノ(EPA時事)

2026年10月08日 07時01分


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