
プロ野球ドラフト会議が22日に行われる。各年代とも投手を中心に逸材がそろう。特に注目を集める1位指名候補を紹介する。
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青学大の鈴木泰成は大学生ナンバーワン投手との呼び声が高く、即戦力として期待がかかる。コンビを組む捕手の渡部海とともにドラフト1位候補に挙がっており、あるスカウトは「バッテリーの実績は(今年のドラフト候補で)一番」と迷いなく評する。
187センチと上背がある右腕。魅力は自身が「生命線」と話す150キロ台の威力あるストレートだ。長い腕をしならせ、全身を使ったしなやかなフォームで投げ込む。「直球を待っている打者を、直球で抑えるのが理想」。カーブや切れのあるフォークなど変化球を交え、三振を奪う。
東京・東海大菅生高時代は2021年春の選抜大会に出場した。青学大に進学し、25年秋までの東都大学リーグ6連覇に貢献。今春は4勝(2敗)、防御率1.87で最優秀投手に選ばれた。「高校は行き当たりばったりの投球だったが、(大学では)自分のスタイルを確立できた」と振り返る。
今夏は大学日本代表でもプレーし、新設の国際大会で優勝を経験した。決勝の米国戦に先発して6回2失点と好投。「球に強さがあれば、ファウルや空振りを取れる。球の強さを求めながら、制球に磨きをかけていけば、さらに上にいける」と世界を相手に手応えをつかんだ。
取材では物腰柔らかに話し、マウンドに上がればガッツを前面に押し出す姿が印象的な22歳。「まずはチームの勝利を優先し、いい評価をいただいてドラフト1位でいけたら」と自然体で当日を待つ。
【時事通信社】
〔写真説明〕東都大学野球秋季リーグ戦の東洋大戦で力投する青学大の鈴木=9月24日、神宮球場
2026年10月15日 14時26分