復調期す千葉百音=「007」で新境地―フィギュアスケート



フィギュアスケート女子のミラノ・コルティナ五輪代表で昨季世界選手権銀メダルの千葉百音(木下グループ)は今季、夏に右足首を痛めた影響で出遅れた。11月上旬に中国・深センで行われるグランプリ(GP)シリーズ自身初戦の中国杯へ向け、復調を期している。

7月の練習中に右足首を捻挫した。お盆の時期まで1カ月ほどリンクに上がれず、「こんなに氷から離れたのは初めて」。もどかしさを抱えながら「私は動き続けないと駄目なタイプ。マグロみたいな」と気付いた。

休養期間中は水泳に励んだ。「水圧でちょっとでも腫れが引くといいなと思って」。スポーツクラブの常連さんに教えてもらい、クロールと平泳ぎで25メートルを泳げるようになったのが収穫だった。

9月のチャレンジャーシリーズ・木下グループ杯は大事を取って欠場。今季初戦となった10月の東京選手権はフリーのジャンプで3度転倒するなど振るわず、「試合ならではのダメージがあった。体力を付けることに集中して、中国杯までにバチバチに仕上げたい」。

今季のショートプログラムはスパイ映画「007」シリーズの楽曲。五輪女王の金妍児さん(韓国)らがかつて演じた曲で新たな境地を開く。「表情をシャープに格好良く、妖艶な感じの笑みも見せる。こういうダークな分野を自分の一部として表現できれば」と意気込んでいる。

【時事通信社】 〔写真説明〕世界選手権で銀メダルを獲得した千葉百音=3月27日、プラハ(AFP時事)

2026年10月15日 07時15分


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