
試合開始前から空気は重かった。初戦から連敗で第3戦を迎えた阪神は、佐藤も森下もコンディションを考慮されてスタメンから外れる緊急事態。リーグ連覇を支えた看板打者2人を十分に起用できなかった打線に元気はなく、CSでは初めてとなる屈辱的な3戦連続零封負けを喫した。
1番に立石、3番に近本を置く見慣れない打順で挑んだ。一回に1死一、二塁としたが、4番大山は併殺打。先制の絶好機を逃し、二回には前川が死球を受けて途中交代するアクシデントも。流れが悪い中で先発の才木が三回に浴びた3ランはあまりにも重く、そのままなすすべなく敗れた。ファイナルステージ無安打の近本は「勝てるプレーにつなげたかった」と悔やんだ。
崖っぷちに追い込まれたリーグ王者。七回に代打で出場した森下は「大丈夫です。頑張ります」と力を込めた。逆転での日本シリーズ進出は、まだ諦めない。
【時事通信社】
〔写真説明〕DeNAに3連敗し、悔しそうな表情を見せる阪神の藤川監督(左から4人目)ら=16日、甲子園
〔写真説明〕3回、DeNAの佐野(奥)に先制3ランを打たれた阪神先発の才木=16日、甲子園
2026年10月16日 21時43分