
試合の出来からしたら、今季最悪だったかもしれない。横浜Mは、下位に沈む千葉にドロー。それでも、GK朴は「去年だったら落としているゲーム。(失点を)ゼロで抑えたのはとても前向きなこと」。つかんだ勝ち点1の意義を強調した。
マンツーマンで迫る千葉のプレスと気迫にも押され、攻撃の組み立てに苦しんだ。「チーム全体で出足が遅れた。自分たちで試合を難しくした」と松村。エース谷村までボールが届くことも少なく、わずかな決定機も仕留め切れなかった。
際立ったのは、球際で戦い、相手を追いかけて圧力をかけ続けた粘り強い守備だ。今季就任したコリカ監督が最も求めていることで、開幕から10試合で無失点は6度目。昨季、残留争いの渦中で簡単に失点していた姿は、影を潜めている。
けが人を出しながらも公式戦は9試合負けなしと、9月から無敗が続く。「守備はかなりいい、という評価をしている」と監督。サポーターにとってはもどかしい引き分けかもしれないが、上位へ食い込んでいく下地は、着実に整いつつある。
【時事通信社】
〔写真説明〕千葉と引き分けた横浜M=17日、千葉・フクダ電子アリーナ
〔写真説明〕前半、攻め上がる横浜Mの谷村(手前左)。同右は千葉の石尾=17日、千葉・フクダ電子アリーナ
2026年10月17日 18時40分