大企業景況感、4期連続プラス=非製造業好調、製造業は悪化―1~3月期



財務省と内閣府が12日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はプラス2.0となった。プラスは4四半期連続。価格転嫁の進展などで非製造業が10期連続のプラスとなった一方、原材料価格の上昇などで製造業は3期ぶりにマイナスだった。

大企業の内訳は、非製造業がプラス4.1。客数の増加や価格転嫁の進展でサービス業の景況感が改善したほか、ソフトウエア開発需要の増加で情報通信業も好調だった。

製造業はマイナス2.4。原材料高や節約志向の高まりで食料品がマイナス16.5に落ち込んだほか、化学工業もマイナスだった。トランプ米政権の政策不透明感などから製造業は4~6月期もマイナスを見込む。

【時事通信社】

2025年03月12日 16時26分

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