ガザ停戦で数週間延長案=ハマスに提示、人質解放迫る―米特使



【ワシントン時事】米国のウィトコフ中東担当特使は14日、パレスチナ自治区ガザの停戦延長に向けた新提案を12日に行ったと正式発表した。ただ、イスラム組織ハマスが水面下で「実現不可能な要求」を突き付けていると主張。拘束中の人質を解放しなければ必要な措置を講じるとハマスに警告した。

ウィトコフ氏はイスラエルとハマスの停戦について、3月末に終わるイスラム教のラマダン(断食月)を超え、数週間の延長を提案したと説明。期間中にハマスが拘束する人質を解放し、恒久停戦に向けた枠組みを話し合うという内容で、イスラエルが現在停止しているガザへの支援物資搬入の再開も盛り込んでいる。

【時事通信社】 〔写真説明〕ウィトコフ米中東担当特使=6日、ワシントン(AFP時事)

2025年03月17日 16時17分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース