【エルサレム時事】イスラム組織ハマスは21日の声明で、パレスチナ自治区ガザでの停戦について、仲介に当たる米国のウィトコフ中東担当特使が提示した延長案を受け入れるかどうか検討していると明らかにした。
延長案は、今月1日に期限を迎えた停戦第1段階の後、ガザで拘束されている人質解放と引き換えに、4月後半まで停戦を延長する内容。ハマスは当初の合意に従いイスラエル軍完全撤退を含む第2段階への移行を要求し、延長案に応じていなかった。
ロイター通信は、米国と共に仲介に当たるエジプトも暫定的な停戦案を示したと報じた。人質解放のスケジュールを設定し、米国の保証の下でイスラエル軍の完全撤退期限を決める内容という。
【時事通信社】
〔写真説明〕21日、パレスチナ自治区ガザ北部ベイトラヒヤで、荷物を持って避難する人々(AFP時事)
2025年03月24日 18時03分