【ロサンゼルス時事】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は16日、ロサンゼルスで行われたパドレス戦に1番投手兼指名打者(DH)として出場した。右肘手術からの復帰登板を果たし、エンゼルス時代の2023年8月23日以来となる投打二刀流の復活となった。
先発して1回を2安打1失点。1、2番に連打を許し、犠飛で先制されたが、後続を内野ゴロに仕留めた。最速は100.2マイル(約161キロ)だった。打者では三回に適時二塁打を放つなど4打数2安打、2打点。ドジャースは6―3で逆転勝ちした。
大谷は23年9月に2度目の右肘手術を受け、昨年は移籍したドジャースでDHに専念して54本塁打、59盗塁で史上初の「50―50」を達成。投手復帰に向けた調整も続けてきた。今年は開幕以降、ブルペン投球を重ね、5月25日に実戦形式の打撃練習に登板。その後も2度、実戦形式で投げ、復帰への準備を重ねてきた。
【時事通信社】
〔写真説明〕パドレス戦で力投するドジャース先発の大谷=16日、ロサンゼルス
〔写真説明〕パドレス戦の3回、同点二塁打を放つドジャースの大谷(奥)=16日、ロサンゼルス
2025年06月17日 17時47分