超長期国債、月1000億円減額=発行計画、異例の修正へ―財務省



財務省は19日、2025年度の国債発行計画を見直し、償還期限が10年を超える「超長期国債」の発行額を7月から減らす方針を固めた。需給の悪化で超長期債の金利が急上昇したことから、安定消化のために減額修正する。発行計画は補正予算編成に伴って見直すことが多いが、年度初めからわずか3カ月で修正するのは異例だ。

2カ月ごとに発行する40年債は月1000億円、毎月発行の30年債と20年債も月1000億円ずつ7月から減らす。代わりに2年債と割引短期国債、個人向け国債の発行額を増やすため、発行総額176兆9000億円は変わらない。20日と23日に開く金融機関との会合に修正案を示した上で、決定する。

【時事通信社】

2025年06月19日 19時14分

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