
【ワシントン時事】ルビオ米国務長官は7日、記者団に対し、デンマーク政府高官と来週会合を開き、トランプ大統領が意欲を示すデンマーク領グリーンランドの領有を巡って協議すると明らかにした。
トランプ氏は中国やロシアの脅威を念頭に「北極圏での敵対勢力抑止は不可欠だ」(レビット大統領報道官)として、米軍介入をちらつかせ、グリーンランド領有への意欲を再三見せている。
ルビオ氏は「安全保障上の脅威を特定すれば、どの大統領も軍事的手段で対処する選択肢を持つ」と軍事力行使の可能性に理解を示した。ただ、「外交官として、常に異なる方法で解決することを好む」と語り、話し合いを通じて問題に取り組む姿勢を強調した。
また、記者団からグリーンランド購入について問われると「最初からそれが大統領の意図するところだ」と指摘。1946年にトルーマン大統領(当時)がデンマークに売却を持ちかけた経緯に触れ、領有に関心を抱いたのは「彼(トランプ氏)が初めてではない」と述べた。
【時事通信社】
〔写真説明〕ルビオ米国務長官=3日、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)
2026年01月08日 18時02分