
高市早苗首相(自民党総裁)は19日に記者会見し、23日にも衆院を解散すると表明する。「27日公示、2月8日投開票」の日程が有力で、新党「中道改革連合」を結成した立憲民主党と公明党は17日、新たな体制で選挙戦に臨む準備を加速させた。他党からは新党を警戒する声が相次いだ。
立民の野田佳彦代表と公明の斉藤鉄夫代表は17日、立民本部でインターネット番組の収録に臨んだ。両党は新党の綱領や基本政策を週明けにも発表するため、詰めの調整を急いでいる。
両党間では安全保障関連法と原子力発電を巡る立場に隔たりがあるが、野田氏は記者団に「従来の表現で合意できるかというと、そうではない」と柔軟に対応する考えを強調。斉藤氏は支持者から「中道の意味が分からない」との声が寄せられているとした上で、「国民に知っていただく努力を続ける」と浸透を急ぐ考えを示した。
立民の安住淳幹事長は仙台市での党会合で、立民所属議員が新党に加わらず無所属で出馬する場合でも新党や立民として支援する方針を明らかにした。
一方、自民の鈴木俊一幹事長は盛岡市で記者団に「政治の安定を取り戻さなければやるべきこともできない」と政権基盤の安定化を目指す考えを強調。「地方で公明にお付き合いをお願いすることはあってしかるべきだ」と述べ、公明側に各候補から個別に支援を呼び掛けていく方針を示した。
日本維新の会の藤田文武共同代表は東京都内で記者団に「立公の考え方で厳しい安全保障環境は乗り切れない」と批判した。
【時事通信社】
〔写真説明〕新党「中道改革連合」のユーチューブ動画撮影中、笑顔を見せる立憲民主党の野田佳彦代表(左)と公明党の斉藤鉄夫代表=17日午後、東京・永田町の立憲民主党本部
〔写真説明〕記者会見する立憲民主党の安住淳幹事長=17日午前、仙台市
〔写真説明〕取材に応じる自民党の鈴木俊一幹事長=17日午後、盛岡市
〔写真説明〕取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=17日午後、高知県土佐清水市
2026年01月17日 18時40分