
【ワシントン時事】訪米中の小泉進次郎防衛相は15日(日本時間16日)、ワシントン近郊の米国防総省でヘグセス国防長官と約50分会談し、日米同盟の緊密な連携を確認した。会談後、小泉氏は記者団から中国への対応について議論したか問われたが、「詳細は答えられない」と述べた。
中国は高市早苗首相の台湾有事発言を受けて日本への圧力を強化。中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射事案も発生しており、防衛相会談は米国の支持を取り付けられるかが焦点の一つだった。小泉氏は記者団に、「インド太平洋地域における侵略抑止について、日米同盟が果たす重要な役割を再確認した」と述べるにとどめた。
小泉氏は会談で「日米同盟は強固で揺るぎない」と強調し、今春で調整している高市首相の初の訪米実現へ協力を要請。国家安全保障戦略など安保関連3文書の年内改定を含む防衛力強化に向けた取り組みを説明した。
ヘグセス氏は、トランプ米大統領が日米関係を「世界で最も特筆すべき関係の一つ」と語っていると指摘した。米政権は同盟国に防衛費増額を要求しているが、ヘグセス氏は日本政府の取り組みを評価し、数値目標には言及しなかった。
【時事通信社】
〔写真説明〕儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受ける小泉進次郎防衛相(左)とヘグセス米国防長官=15日、米国防総省
2026年01月16日 10時37分