
トヨタ自動車などは24日、グループ源流企業の豊田自動織機に対するTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。豊田織機は上場廃止となる。3メガバンクからの融資も活用した買収総額は、国内企業で過去最大規模の約5兆9000億円に上る。
TOBは、グループの株式持ち合い関係を整理するのが目的で、トヨタなどの陣営が1株2万600円で買い付けを実施。今後、残る株式も強制取得し、豊田織機は東証プライム市場、名証プレミア市場を上場廃止となる見込み。
TOBを巡り、トヨタ側は買い付け価格を当初1株1万6300円と設定していたが、「物言う株主」として知られる米投資ファンド、エリオット・インベストメント・マネジメントが「豊田織機の企業価値を著しく過小評価している」などと反発。2度の引き上げを経て、2万600円でエリオットも応募を表明した経緯がある。
【時事通信社】
〔写真説明〕豊田自動織機のロゴマーク
2026年03月24日 16時26分