【ワシントン時事】ベセント米財務長官は20日、イラン産原油の販売を一時的に認める制裁緩和を発表した。供給量を拡大し、米イスラエルとイランの軍事衝突で急騰する原油価格を抑制したい考えだ。X(旧ツイッター)で、「イラン側が収益にアクセスすることは困難だ」と主張した。
米財務省によると、20日以前に船舶に積み込まれたイラン産の原油・石油製品が対象。4月19日までの1カ月間、販売を認める。ベセント氏は、既に輸送中の原油を対象とし、「新規の購入や生産を許可するものではない」と強調した。
イラン産原油の大半は中国に輸出されている。ベセント氏は「既存の供給分を一時的に世界市場へ開放することで、約1億4000万バレルの原油を迅速に市場に供給し、イランが招いた一時的な供給難を緩和する」と指摘した。
【時事通信社】
2026年03月21日 10時21分
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