
木原稔官房長官は23日、自民党の松山政司参院議員会長、石井準一参院幹事長らと首相官邸で会談し、2026年度予算案が今月中に成立しない場合に備え、暫定予算編成を検討する考えを伝えた。高市早苗首相(党総裁)は今年度内成立を目指しているが、与党は参院で過半数に届いておらず、厳しい情勢となっている。
木原氏は「不測の事態に備えて暫定予算を編成する方向で検討したい」と述べた。会談後、松山氏が記者団の取材に明らかにした。
これに先立ち、鈴木俊一幹事長、松山氏ら自民幹部は党本部で国会対応を巡って意見を交わした。出席者によると、今後の対応を鈴木氏に一任した。
野党は暫定予算を編成しなければ審議に応じない構えを示していた。政府の検討方針を受け、立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長は23日、自民の磯崎仁彦参院国対委員長と国会内で会談し、審議に応じる意向を伝えた。
【時事通信社】
〔写真説明〕木原官房長官との面会後、記者団の取材に応じる自民党の松山政司参院議員会長(中央)、石井準一参院幹事長(右)ら=23日午前、首相官邸
〔写真説明〕自民党本部に入った鈴木俊一幹事長=23日午前、東京・永田町
2026年03月23日 13時04分