
先進7カ国(G7)は30日、エネルギー相と財務相、中央銀行総裁による会合をオンラインで開いた。米国・イスラエルのイラン攻撃による中東情勢の混乱が長引く中、原油価格の高騰などが世界経済に及ぼす影響を議論。取りまとめた共同声明では、市場の安定化やエネルギー安全保障の確保に向け、「必要に応じて適切なあらゆる措置を講じる用意がある」ことを確認した。
日本からは赤沢亮正経済産業相のほか、片山さつき財務相、日銀の植田和男総裁が出席した。会合後に記者団の取材に応じた赤沢氏によると、声明では国際エネルギー機関(IEA)による史上最大規模の石油備蓄の協調放出を歓迎。「今後も必要な対応の準備を求める」ことを確認した。
赤沢氏は会合で、アジア各国で原油の調達難によりエネルギー価格が高騰し、供給不安が深刻化していることに触れた。その上で事態のさらなる長期化を見据え、石油備蓄の追加の協調放出を準備する必要性を説明した。
【時事通信社】
〔写真説明〕G7エネルギー相・財務相・中央銀行総裁の合同会合に出席した赤沢亮正経済産業相(左)=30日午後、経済産業省(同省提供)
〔写真説明〕G7エネルギー相・財務相・中央銀行総裁の合同会合後、記者団の取材に応じる片山さつき財務相=30日午後、財務省
2026年03月30日 23時28分