AI自動運転技術、9割に搭載=販売車種、2割削減―日産長期ビジョン



経営再建中の日産自動車は14日、将来的に販売車種の約9割に人工知能(AI)を使った自動運転技術を搭載すると発表した。販売モデル数を現行から2割減の45種に絞り込み、収益性が低いモデルから撤退。部品の共通化なども進め、合理化を図る。日本、米国、中国での販売に注力する方針を掲げた。

同日発表した「長期ビジョン」に盛り込んだ。イバン・エスピノーサ社長は記者団に対し、工場閉鎖や人員削減などのリストラの進展で、「(業績は)想定より早く安定化してきた」と強調。再び成長するための道筋を描いたと説明した。

長期ビジョンでは、AIを車両開発の中心に据える方針を示した。まず、今夏発売予定の新型高級ミニバン「エルグランド」について、2027年度末までに次世代自動運転技術を導入する計画だ。

日本、米国、中国については、事業基盤を支える「リード市場」と位置付ける。日本では、28年度以降に小型車などの新モデルを投入し、若年層への浸透を強化。30年度までに24年度比約2割増の年55万台の販売を目指す。米国では現地生産比率を引き上げ、中国は現地販売だけでなく、各国への輸出拠点とする。30年度までに米中でそれぞれ年100万台販売する目標を掲げた。

【時事通信社】 〔写真説明〕「長期ビジョン」を発表する日産自動車のイバン・エスピノーサ社長=14日午前、横浜市

2026年04月14日 19時53分


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