世界成長は鈍化へ=イラン停戦持続でも―IMFトップ



【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は9日、来週開催されるIMFと世界銀行の春季会合に先立ち講演し、米イスラエルとイランの停戦合意が持続しても、「(世界の)成長は鈍化する」との見通しを示した。原油などの供給途絶の影響は「当面続く」と述べた。

米イスラエルの対イラン軍事作戦をきっかけに原油輸送の要衝ホルムズ海峡が事実上閉鎖され、原油価格が高騰。ゲオルギエワ氏はインフレが高進した場合、「各中央銀行は利上げに断固として踏み切るべきだ」と訴えた。

また、財政政策に対しては、物価上昇に脆弱(ぜいじゃく)な低所得層などに的を絞った一時的な支援を要請。ただ、「金融政策と財政政策が反対方向に進んではならない」として、インフレ下での赤字拡大を伴う景気刺激策展開といった対応を戒めた。

【時事通信社】 〔写真説明〕国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事=1月23日、スイス・ダボス(AFP時事)

2026年04月09日 23時08分


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