
【ワシントン時事】トランプ米大統領は14日、米紙ニューヨーク・ポストのインタビューに応じ、イランとの戦闘終結に向けた2回目の協議が「今後2日以内に開かれる可能性がある」と語った。仲介国パキスタンで開催する見通しを明らかにした上で、代表団を送る考えを示した。
ただ、ホワイトハウス当局者は時事通信の取材に対し、「現時点では何も決まっていない」と語った。パキスタンで11~12日に開かれた協議は物別れに終わったが、トランプ氏は13日に「イランが合意を望んでいる」と述べ、交渉は継続中との認識を示していた。
トランプ氏はインタビューで「2日間で何か起きるかもしれない。(パキスタンに)行く方向へと傾きつつある」と話した。1回目の協議はバンス副大統領が代表団を率いたが、次回の参加者については言及しなかった。
前回協議で米側はイランにウラン濃縮活動の20年間停止を提案し、イラン側が最長5年への短縮を譲らなかったとされる。これについて、トランプ氏は「核兵器保有は認めないと言い続けてきた。20年は気に入らない」と否定的な姿勢を示した。イランをけん制する狙いがあるとみられる。
一方、パキスタン外務省は14日、トルコとサウジアラビア、エジプトを交えた4カ国外相会合を17日にトルコ南部アンタルヤで開くと発表した。米イランの2回目の協議について話し合うとみられる。4カ国外相は3月下旬にもパキスタン首都イスラマバードに集まり、意見を交わしていた。
【時事通信社】
〔写真説明〕トランプ米大統領=3月26日、ワシントン(EPA時事)
2026年04月15日 07時32分